患者

50代 女性 岐阜市在住

来院

2019年3月

症状

鼻水、頭の膨張感、体のだるさ、目がしょぼしょぼする。

特に鼻水は午前中がひどくティッシュがはなせない。

例年はマスクで予防し、耳鼻科に受診し漢方薬(小青竜湯)を処方してもらい服用。

あわせて膨張感のあるときは頭を冷やすようにして対処していた。

上記の対処法で少し楽にはなるものの毎年繰り返す症状にうんざりしている。

 

普段から肩こりや頭痛もあり、友人から「肩こり・頭痛には鍼灸がいいよ」とすすめられホームページを検索。女性向けで安心かと思い来院したところ、院内の花粉症施術ポスターを見て興味を持ち、少しでも良くなりたいと花粉症施術を受けることを決めた。

施術内容と経過

《初診》

花粉症の原因となっている頭部の熱のこもりを一緒に確認していただき、熱がこもる原因となっているコリに対応すべく、花粉症プログラムをおこなう。直後から熱感が少しさがり頭の膨張感が減り、鼻づまりも改善したため、施術を終了とした。

 

《2診目》

3日後に来院。初回の日以降頭の膨張感をほとんど感じなくなった。それにあわせて頭痛の回数も半分ぐらいになった。頭部の熱のこもりを確認し再び熱のコントロールをおこなう。

熱をこもらせてしまう生活習慣を見直してもらうため、しっかりと話をしながら自宅で続けられる内容の生活指導をし、施術を終了とした。

 

 

その後、週に2回ずつ2クール続けた結果、頭痛が起こることもほぼなく、午前中の鼻水が激減した。起床後1時間程度でるものの、そのあとは寝るまでほとんど症状がでなくなった。それ以外の症状はほとんど気にならなくなったため今期の施術は終了とした。

同時に施術した症状

頭痛、肩こり

主に使用したツボ・手技

花粉症プログラム

考察

花粉は花粉症を引き起こすきっかけなのは確かですが、症状がでてしまう体の状態を改善することが大切。熱のコントロールをおこなうことで症状が改善した良い例である。

個人差があるため、効果効能を保証するものではありません。